2022年4月より、在職中の年金が増加する年代は?年金繰上げのメリットがあるかをお伝えいたします。

・月当たり繰上減額率0.5%→0.4%に引下げ
・繰上げ請求が有利になりました

①繰り上げの年金増加

2022年4月からの老齢年金(老齢厚生年金・老齢基礎年金)の繰上減額率が改正され、繰上時に貰える年金額が増えるようになります。改正については、厚生年金保険法施行令第6条の3が適用されます。ただし、この改正の対象は、1962年(昭和37年)4月2日以降に生まれた60歳に到達する人たちになります。1962年(昭和37年)4月1日以前に生まれた人たちは、減額率0.5%のままで、また、2022年4月以降に繰上請求しても年金減額率は改正前の0.5%のままで、年金額は増えません。

②在職中の年金増加1

在職老齢年金制度に関する改正が行われます。2022年4月以降、60歳~65歳未満の方が受給する「特別支給の老齢厚生年金」を在職しながら受け取る場合、受給停止の基準額が年金月額に加え、総報酬月額相当額(標準報酬月額+年間標準賞与÷12か月)の合計が28万円を超えると年金が一部停止でした。しかし、65歳以上の場合と同じ仕組みになり、年金停止基準額が47万円に引き上げられることで、在職中に貰える年金額が増えます。

③在職中の年金増加2

これまで、65歳~70歳未満で働いている人は、退職または70歳に達したときにしか年金額が改定されませんでした。しかし、2022年4月以降からは、毎年10月分から年金額を改定することになりました。9月時点の納付保険料の状況を基に、今年度の年金額が決定されます。この改正により、在職中でも、より多くの年金を受け取ることができるようになったのです。

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